間近にせまる、2020年東京オリンピック!
オリンピックにに向けて東京都や周辺の自治体、国も少しずつ準備が進んでいます。
今大会、東京オリンピックのボランティアでは、学生・働く世代・障がい者の方など多彩な世代のボランティアへの参加を見込んでいます。
日本で開催される夏季オリンピックとしては、56年ぶりの開催です。
このような機会にボランティアとしてオリンピックに参加するには、どのような方法があるのでしょうか?
私たちが参加可能なボランティアの種類は、大きく分けて『都市ボランティア』と『大会ボランティア』と2種類あります。
大きな違いは運営元です。
『都市ボランティア』は、東京など開催される場所の都市。『大会ボランティア』は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会です。
それぞれ役割が異なり、『都市ボランティア』は、交通、観光案内などを中心に。
『大会ボランティア』は、警備、競技の設営、選手の案内、観客の誘導、メディアの対応、医療のサポートなど専門知識別に、さらに細かく分けられています。
ボランティアの種類 | 都市ボランティア | 大会ボランティア |
運営元 | 東京都などの開催都市 | 競技大会組織委員会 |
内容 | 交通・観光案内など | 警備・競技の設営・選手の案内・観客の誘導・メディアの対応 |
募集開始時期 | 2018年夏頃 | 2018年夏 |
募集人数 | 9万人以上を予定 |
※2017年4月7日現在の情報です。詳細は更新される可能性があります。
上記の他、最後まで責任をもって対応できる、協調性をもって参加ができる、などがあります。
研修は開催都市(都)とオリンピック組織委員会が連携し、共通で実施されるようです。
英語や各言語でのコミュケーションなど高い語学力が必要とされる業務、医療のサポートなど専門知識をが必要とされるボランティアに関しては、当然研修も細分化されるものと思われます。
出典:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会資料
長期休暇の取りやすい学生はもちろん、職業はさまざまです。
例えば、フリーランスの記者はプレスセンターで多言語のチームを作りメディア対応をします。
ネットの環境を整備したり、撮影機材の預かり、記者を適切な撮影場所へ案内など、プレスセンターだけでも多岐にわたるサポートが必要となります。
東京オリンピックでは、多様なボランティアの参加を目指しており、障がい者・学生(小学生~大学生)・社会人など幅広く募集する予定のようです。
出典:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会資料
多様なボランティアの参加者を募らなければならない東京オリンピックですが、日本ではボランティアのための、長期休暇などがまだ浸透しておらず、子育て世代も参加しやすい環境の検討も具体的にどのようなサポートが受けられるのか明らかになっていません。
ボランティア参加の際の宿泊費・交通費はもちろん、自分です。
また、ボランティア側の安全面、ルールの策定。
複数の人間が出入りすることになる、大会側のテロなどの対策等含め、2020年までに課題がとても多いことも事実です。
さまざまな経験を通し得るものも多いボランティア活動ですが、東京オリンピックに向け、一つ一つ解決しなければならない問題があります。
2018年夏頃には応募の際に細かい条件が提示されるようです。
東京オリンピックは2020年7月24日‐8月9日、パラリンピックは2020年8月25日‐9月6日まで開催します。
1ヵ月半にわたる長期間の運営には、オリンピックボランティアの役割がとても重要になってきます。
次の東京オリンピックは、もしかすると50年以上後かもしれません。
3年後に迫ったこの機会に、参加を目指し、まずは語学などを勉強してみるのはいかがでしょうか?
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
応募要項:https://tokyo2020.jp/jp/get-involved/volunteer/about/
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