東京オリンピック、パラリンピックでは、大会ボランティア・都市ボランティアで9万人のボランティア募集を予定しています。
多様なボランティアの参加者を募ること(子ども・障がい・働く世代など立場を超えて)を目標に掲げている今回のオリンピックでは、ボランティアに対する教育も、年齢・環境などから多岐にわたることが考えられます。
これから集めなければならない9万人のボランティアは、どのように動き、どのように貢献しながら参加していけばよいのでしょうか?
また、ボランティアに至るまでの『心構え・ルールの把握・必要なスキル』は、参加人数と多様性を課題に、今後の3年間でどのように進んでいくのでしょうか?
東京オリンピックボランティアでは、どのような人材が望まれているのでしょうか?
東京都教育委員会「東京都オリンピック・パラリンピック教育」が平成28年1月に発表しているPDFから下記を抜粋しています。
東京都教育委員会「東京都オリンピック・パラリンピック教育」実施方針より抜粋
多様なボランティアの参加者を募りながら最終的に、上記のような目標を達成するためには、テーマとアクションを決めて、そこに向かって段階的に教育をしていきます。
もちろん子ども以外でも、障がい者・働く世代・子育て世代など異なった環境の参加者を募るためには、社会(会社側の)の理解と準備も必要です。
このように、多様なボランティアの参加者を募ることを目標とする場合、参加するボランティアのカテゴリに分け、目標とは別にさらに細分化した個別の指標が必要になってきます。
東京オリンピックにボランティアとして参加する子どもたちを育成する場合、まずは教育する側の大人たちが上記の目標理解し、指標を実行しなければなりません。
そのうえで小学生から大学生まで、国際交流などが可能な"経験を積む場所"を用意しなければなりません。
例えば上記以外でも、高校生や大学生などは被災地ボランティアや地域のボランティアなどを通し、実際の経験を踏まえたうえで大会ボランティア・都市ボランティアへの参加が望まれます。
大会までの研修は実際にどのようなものが用意されているのでしょうか?
参考文献:東京 2020 大会に向けたボランティア戦略 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より一部抜粋
多用な参加者を募る、東京オリンピックでは、ダイバーシティについて理解する必要があります。
ダイバーシティとは立場や環境の違うお互いの関係性を認め、理解を深めるということです。
大会までの研修には、e-learning を選択することもできるようです。
実際に把握しているか、テストのようなものがあるか等は未定ですが、いずれにしても個別に責任を持った行動をとることが大事です。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会では、東京2020大会に向けた一体感を生みだすために、28年10月より、参画プログラムを実施しています。
内容は参画プログラムの8つのテーマ、スポーツ・健康・街づくり・持続可能性・文化・教育・経済・テクノロジー・復興・オールジャパン/世界への発信に基づいて実施されています。
過去には、アスリートへのインタビュー、PR動画、パラリンピック車いすテニス競技出場選手による各種イベント等、8つのテーマに基づいた様々な催しが実施されています。
また、参画プログラムに正式に申込むと、オリンピックの紺色を基調とした参画プログラム正式なロゴマークを使うことができます。
オリンピックボランティアと近いボランティアに、スポーツや国際ボランティアがあります。
すぐに参加できるボランティアもあるので、是非この機会に体験してみるのはいかがでしょうか?
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